我が家のすべらない話【すべて実話】

身の回りで起こった面白い話を毎日12時30分に更新していましたが、ネタが尽きてきたので2023年7月23日より更新頻度を減らします。

若者におだてられ調子に乗って肉離れ 全治4~6週間(033) 

そのころ私は週1回、仕事が終わって21時~23時の間で会社の若者たちとフットサルをしていた。

私も中学校、高校の頃はサッカーがかなりうまく(自分で言うのもどうかと思うが)試合中、見知らぬ相手の選手に「うまいですね」と言われるくらいのレベルであった。


とは言っても、社会人になり、事務職になり、運動しないでいると体重はみるみる増加し、当時の+10kgぐらいになってしまい、フットサルをしていても足手まといになるほどにレベルは落ちていた。

しかし、だんだんと昔の勘が少しずつ戻ってきて、キレのあるフェイントが復活、相手を突破してシュートといった格好のいいプレーができるようになっていた。

 

10月18日木曜日
この日も2得点し、チームの若者たちに

「我がチームの主力メンバーですよ」

などとのせられ、大変気分を良くしていた。

あと1点取って、十数年ぶりのハットトリックなどと淡い考えを抱いていた。

3点目を取ろうとドリブルしたとき、左足ふくらばぎを誰かのつま先で蹴られたような感じがして、激痛が走った。


ファウルかと思ったが、後ろには誰もいない。

そのままコートの外に出たが、立っていられないほどの痛さ。

今まで経験したことの無い痛さだったので、翌日から松葉杖生活かと悟った。

その日はなんとか自転車をこいで家に帰ったが、車で来てたらきっと運転できなかった
であろう。(私の車はマニュアル車

 

翌日、病院に行くと

「肉離れ。しかも中度。全治4~6週間。松葉杖。」

きちんとしたリハビリをしないとすぐに再発するらしい。

それからというもの会社行くにも一苦労である。

 

あれから1週間、いまだに足を引きずって歩いており、会う人、会う人に

「どしたんですか?」と心配され、上記の説明を何度となくしているのである。

いっそのこと紙に書いて配ってはどうかと思うくらいだ。
 

30代半ばになると今まで以上に気を付けた方がよい。

「若いころはできたのに」というのが一番危ない。