仕事が早く終わった日や休みの日は、子供の寝かしつけをしていた。
長女のいぶりん(6歳)は、絵本を読むと10分ぐらいですぐ寝るのだが、次女のありー(2歳)はなかなか寝ないので困っていた。
ありーは「あー」とか「うー」とか言って、ふとんを蹴ったり、ふとんから脱出して座り込んだりしている。
この前は、私の方が先に寝てしまい、しばらくして起きると、ふとんの周りがティッシュまみれになっていた。
ありーが全部ティッシュケースから引き出したのである。
そして、「あーうー」言っているありーに「早く寝なさい!」と言って、ありーの腰のあたりを持ってふとんに引きずり込むと肌の感触がした。
「あれっ」と思って確認すると、パジャマのズボンとパンツまで脱いでいた。
なんとか早く寝させる方法はないものか。
そんなありーも今では高校生になり、なかなか寝ない習性を活かして、夜遅くまで勉強している。