我が家のすべらない話【すべて実話】

身の回りで起こった面白い話を毎日12時30分に更新していましたが、ネタが尽きてきたので2023年7月23日より更新頻度を減らします。

不思議ちゃん(062)

 九州に転勤する前、四国のアパートに約8年住んでいた。
このアパートに「不思議ちゃん」と呼ばれている30代の奥さんがいた。
見た感じ普通の奥さんなのだが、時々予測不能な行動を取るので、近所でも評判になった。
その行動をいくつか紹介したい。

 

1.豪雨の中、銭湯に行く
銭湯と言っても健康ランドみたいなとこなのであるが、こども(3歳の女の子)が行きたいと言うからという理由で豪雨の中、自転車で行っていた。
もちろん家にユニットバスはついている。

 

2.朝から晩までショッピングセンター
朝10時ごろ子供を連れて、大型ショッピングセンターに行き、夜9時ごろまで
ずっとそこで過ごしている。

 

3.家にガスコンロがない。
電磁調理器もなく、火を使わない生活をしている。ある日、うちの嫁さんが遊びに訪問した際、焼肉をすることになり、どうやって焼くのか観察していたら、なんとオーブントースターで肉を焼いていた。(予想に反して旨かったらしい)

 

4.朝6時から歌の練習
歌を習っているらしいが、午前6時ごろから高いトーンの声が近所中に響き渡る朝が何度かあった。

 

5.七五三の着物で砂遊び
七五三のお参りの後、レンタルの着物を子供に着せたまま、砂遊びをさせていた。

 

6.リビングの真ん中にピアノを配置
なんとリビングのど真ん中にピアノが置いてあるらしい。普通は壁際にくっつけて置くと思うのだが・・・

 

7.うれしくない贈り物
時々使っていない調味料をくれるのだが、半年以上前に賞味期限が切れていた。

 

8.誰のお祝い?
同じアパートのだいちゃんの誕生日に、なぜか別の男の子に「おめでとう」と紙吹雪をばらまいた。理由を聞くと、「その子が自転車に乗れるようになったから」あたり一面の紙吹雪の後始末はうちの嫁さんらがやりました。


その不思議ちゃんは、私たちが転勤になる2ヶ月ほど前に引っ越してしまった。