長女のいぶりんが3歳のころ、次のような質問をしてみた。
わたし:「この大きなぽんぽん(おなか)の中には何が入っているの?」
いぶりん:「らーめん」
というように先ほど食べた物を答えた。
次女のありーが3歳になったときに同じ質問をしてみた。
わたし:「この大きなぽんぽん(おなか)の中には何が入っているの?」
ありー:「うんち」
間違ってはいないのだが、幼い姉妹でも既に考え方が違っている。
(ありーは便秘がちなので常に「うんち出ろ」と言われているのが影響しているのかも知れない)
ちなみに我が家は4人とも血液型が違う。
わたし :B
妻 :A
いぶりん:AB
ありー :O
この先将来、意見の不一致などの家族間のトラブルが予想される。
この文章を書いたのは10数年前で、その後長女は大学の文学部に進み、次女は今度高3になり、工学系の大学を志望している。
さっき食べたものを答えるのが文系的発想で、これから出てくるものを答えるのは理系的発想なような気がする。
すでに3歳の時に芽生えていたというのは大げさかもしれないが、その後の進路がぼんやりと見えてくるのではないかと考えると面白い。