長女のいぶりんが2歳くらいのころだったと思う。
2歳といえば、言葉がなんとか理解できるレベルに達している。
ある日、いぶりんが「あひゅんっ」とかわいいくしゃみをした。
すかさず私は
「もう1回」
と言って、もう1回くしゃみをするよう頼んだ。
いぶりんは、しばらく固まって考えた結果、「できなーい」と言った。
もっともである。
それから数日後、いぶりんが、おならをしたのを聞いた私は、すかさず
「もう1回」
と言ってみた。
いぶりんが、力を入れると「ブーッ」ともう一発出た。
私は「すごい、すごいね!!」と感心し、褒めまくった。
いぶりんも達成感にあふれた顔をした。
しばらくして、妻がいぶりんのパンツにウンチが一粒あるのを発見した。
私が無理やりおならをさせたのが原因ということになり、厳しく追及された。