2000年ごろに聞いた話。
うちの会社には営業課員が400人くらいいる。
首都圏を除いてほとんどみんな車で営業しているので、時々事故をしたという声を耳にする。
中でも特にすごかったのが、入社4年目のB社員である。
坂道(上り)を走行中、交差点の信号が赤になっているのに気がつくのに遅れ、前の停車中の車に「コツン」程度の追突をしたらしい。
ぶつけられた車は、高齢のおじいさんが運転していた。
そこで、B社員が言った言葉は、
「だめだよ、おじいちゃん。下がってきちゃあ。」
事故をもみ消してしまったらしい。
B社員は、その数年後に会社を辞めてしまったが、高齢者相手の悪徳商法をしていないか心配だ。