我が家のすべらない話【すべて実話】

身の回りで起こった面白い話を毎日12時30分に更新していましたが、ネタが尽きてきたので2023年7月23日より更新頻度を減らします。

JRの指定席と相性が悪い話(097)

2008年ごろ出張で四国に行ったときに、驚くべきことがあったので今回はそのことを書きたい。

 

8月20日の朝に博多から岡山まで新幹線に乗るのだが、8月11日~20日は新幹線の回数券が使えないので、やむなく19日に自宅からネットで指定席を予約することにした。

博多から乗るので指定席にしなくてもいいのだが、ひかりレールスターの指定席は2列シートで快適なので指定席をとることにした。

 

席を選ぶときに日が当たらない東京に向かって左側の窓側を確保したかったが、全部うまっていたので、右側の窓側になった。
当然禁煙車である。(そのころはまだ喫煙車両も存在していた)

 

当日の新幹線指定席は博多からは比較的すいていたが、小倉で少し埋まってきた。

私は出張かばんを横の席に置いていた。

 

徳山でおっさんが
「すいません」
と言って横の席に来た。

 

私も「あっすみません」と席を空けた。

そのおっさんは続けて
「いやぁー、住宅業界は最近だめですなー」
(なんでこのおっさんは私の業界が分かるのか?)

と思った瞬間、その人は営業部のT部長なのである。


私の中にいろんな思いが駆け巡る。

1.ここは指定席。自由席違いますよ。
2.禁煙席ですよ。(T部長はヘビースモーカー)
3.なんで徳山にいるんですか?
4.なんで僕の隣りなんですか?

 

回答
1.ちゃんと指定席券買った。
2.ここ1ヶ月禁煙している。
3.山口の営業所に行った。
4.知らん。こだま嫌だからひかりを1時間待っていた。

T部長は、私が新入社員の時の直属の上司(当時係長)で、結構本音で話せる人である。

 

「俺が隣に来たために平穏な出張が乱されて悪いな」
確かに高松までの3時間しゃべり放しで寝る暇もなかった。


でもあんなに本数のある新幹線で、他の席も空いてるのになんで隣りになるかな。

 

これ以外にも私は指定席との相性が悪い。

・ダブルブッキングしていて他の乗客が先に私の席に座っている

・別の日の同じ時間の列車の指定席券を持った乗客が私の席に座っている

・意気込んでグリーン車指定席券を買ったのに先客が座席を間違って座っている

・乗車時に既にシートの向きを勝手に変えていて、知らないグループと顔合わせする

・前の座席のおっさんが思いっきりシートを倒している

・下車した先客のゴミが席に散乱している