我が家のすべらない話【すべて実話】

身の回りで起こった面白い話を毎日12時30分に更新していましたが、ネタが尽きてきたので2023年7月23日より更新頻度を減らします。

中学生の会社見学中に放屁した同僚(157)

2010年ごろの話。

先週末に会社の元同期たちと久しぶりに集まり、飲み会を開いた。
 
元同期というのは私以外は会社を辞めてしまい現在は他の会社で
働いているためである。
 
メンバーは4人で、もう俺らは十分「おっさん」の域に達したなぁと
いう話になり、「どういうシーンで「おっさん」を感じるか?」という
話になった。
 
私が「意図しないのに屁が出てしまう時がある」と言うと、メンバーの中の大久保が、「そういえばこんなことがあった」と語り出した。
 
大久保がまだ私と同じ会社だったころの話。
その日、大久保は会議の運営を任されていて、準備に大忙しで、会議が始まる直前に資料を自分のデスクに置いたままにしておいたため、急いで、会議室から事務フロアへ戻った。
 
ドアを開けると中学生の一団が人事課長に引率され、このフロアの部署の業務内容の説明を受けていた。
 
大久保は会議には役員クラスも出席するので、必死になって席に戻り、資料を手にして、安心して気が緩んだのか一歩踏み出した瞬間、
 

ブーーッ!!!

 
と大音響が静かな部屋に響いた。
 
大久保は逃げるようにその場を去ったので、そのあとどうなったのかは知らないという。
 
おそらく中学生たちには「会社見学=放屁の社員」とインプットされているのではないか。
 
就業規則の懲戒処分の欄にも書いてある会社の信用を失墜した行為であったことには間違いなかろう。