我が家のすべらない話【すべて実話】

身の回りで起こった面白い話を毎日12時30分に更新していましたが、ネタが尽きてきたので2023年7月23日より更新頻度を減らします。

家族持ちで性病になった時の切り抜け方(165)

会社の同期にN原という豪快な男がいる。
私が福岡支店に転勤になったときにN原は熊本支店にいて、会議とかで顔を合わせる機会も多くなり、飲み会などを通じて仲良くなった。

N原は仕事もできる男なのであるが、営業という職種も影響してか夜のFUZOKU活動にも精力を注いでいた。

 

その影響で2回も毛ジラミだか何かの性病にかかったらしい。
奥さんも子供もいるのに、どうやって切り抜けたのか?


うちの会社は保険をつかって診療を受けると数か月後、ご親切にも保険組合から
「この病院利用しましたよ」みたいなハガキが自宅に届く。

そのため変な病院を利用したら奥さんにバレバレである。

N原はどうやって切り抜けたかというと、

1回目
同じ営業チームの独身でひとり暮らしのT谷の健康保険証を奪い、T谷として病院を受診。無事に切り抜ける。
病院で「T谷さーん」と呼ばれて、なかなか返事をしなかったから怪しまれたらしい。

 

2回目
同じ営業チームのS原さんがちょうど同じ時期に同様の症状を訴えていることをN原が聞きつけ、S原さんが病院に行くときに、本来なら1週間分の薬を出してもらうところを2週間分もらってもらい、分けてもらう。
S原さんは医師に「そんなにたくさんどうするんですか?」と怪しまれたらしい。

N原はこうして2回ともピンチを切り抜けたらしい。

 

周囲からは、パワハラ、セクハラ、Nハラと呼ばれ豪快な男である。