10年くらい前に会社の後輩から聞いた話。
3月頃、その後輩の奥さんの耳の下あたりが腫れてきた。
数日でものすごく大きな腫れとなり、良性の腫瘍と判明。
すぐに手術で取り除くことになった。
聞いた話だったので、麻酔をかける前か後だか忘れたのだが、奥さんの容体が急変し、意識不明の状態になった。
何日か集中治療室で過ごしたらしい。
途中、かなりやばい状態になって、一時は親族が集められたという。
ここまではとても笑える話ではない。
その後は話ができるほどに回復されたらしいのだが、意識不明だった時に「三途の川」が見えたらしい。
子供のころ、近所のばあさん達が、
「三途の川が見えたが、先に逝ったじいさんがまだ来なくていいと言っていたので渡らなかった」
などと言っていたのを思い出すのだが、
この奥さんが三途の川で見たモノは、
体長10cmくらいのガンダム
だったらしい。
なぜガンダムが三途の川に。
後輩の奥さんはその後回復され、この話が笑い話になって良かった。