我が家のすべらない話【すべて実話】

身の回りで起こった面白い話を毎日12時30分に更新していましたが、ネタが尽きてきたので2023年7月23日より更新頻度を減らします。

酔って家を間違え、大暴れの結果・・・(179)

福岡勤務のときに一緒だったTさんの話。
Tさんは営業職なので、頻繁に飲み会があり、時折、騒動を起こす。

 

ある時は駅前の歩道と車路の間にチェーンが張ってあるのに気付かず、引っ掛かって転倒し、酔っていたため、痛みを感じず、自分では問題ないと思っていたら、大量出血していて、周りの人が驚いて、救急車を呼び、病院に運ばれた。

 

また自宅マンションの部屋の前で、酔っていて鍵を開けることができず、奥さんにドアを開けてもらうこともよくあるらしい。

 

ある深夜のこと、Tさんは、酔って自宅まで帰ってきたが、鍵が見つからず、インターホンで奥さんを呼んだが、応答が無い。
しばらく待っても応答が無いので、ドアをドンドンとたたいたり、


「こらぁ、開けろ!起きろ!」


と大声で、何度もドアを蹴ったりした。
しばらく暴れたあとで、何かいつもの景色と違うことに気付いたらしい。

4階だった。(Tさんは5階)

 

次の日、警察官が自宅に来たらしい。
下の階の人にお詫びに行ったが、何週間か経って、下の階の人は引っ越していったらしい。

 

「真夜中に『こらぁ開けろ』って見知らん人が玄関ドアを蹴ってたら俺だって怖い」
とTさんは言って、間違いなく、自分のせいだと言っていた。