我が家のすべらない話【すべて実話】

身の回りで起こった面白い話を毎日12時30分に更新していましたが、ネタが尽きてきたので2023年7月23日より更新頻度を減らします。

とんでもなく人相の悪い我が家のネコ(163)

うちのねこ1


 私の実家では、2010年ごろからネコを飼っている。
それまではゴールデンレトリバーが14年ぐらいいたのだが、亡くなって、しばらくしてこのネコがやってきた。


当時はノラの子猫で、私の父母にまとわりつき、いかにも「飼ってください。何でもします」といった感じの低姿勢であったことから、飼うことになったらしい。


飼うことになってから、近所のネコたちにいじめられまくり、ケガばかりしていた。今も耳にかじられた痕が残っている。
 
ネコは「トコ」と名付けられ、狩りが得意で、ネズミはもちろん、スズメ、コウモリ、トカゲ、ヤモリ、昆虫類など何でも捕まえてきては、家人に見せつけるべく、玄関前に死体を放置していた。


「うちの家の周りのトカゲやヤモリはしっぽが無い」
と父が言っていたが、これは全部トコの仕業である。
 
当初はヘビは恐れていたが、この夏にはとうとうヘビまで捕ってきた。
もう近所のネコたちに攻撃されることもなくなった。

トコが大好きなのは父で常に一緒に行動している。
父がいないときは母に付いている。


私の妹は乱暴(体を掴んでふりまわしたりする)なので、よほど腹が減った時以外は
近寄らない。


私は外部の人間なので、トコから近寄ってくることはまずない。
子供の頃、ネコを追いかけまわしたりしていたので、どのネコも私を見ると明らかに嫌な顔をする。
よって、トコの写真を撮っても、ものすごく人相(ネコ相)が悪い。
妹が言うには、この顔は父母の前では見せない顔らしい。

これでオスならまだしも、メスだからタチが悪い。 

うちのねこ2